メールソフトthunderbirdのトラブル・マメ知識メモ

メールソフトthunderbirdについての設定・操作色々メモ。
時々追記更新予定。
（初稿：2023/12/21.
追記上げ：2024/03/22　テンプレートとバックアップについて記載）

thunderbirdの「応答停止」になり、ソフト強制終了を何回もしているケース。

ゴミ箱にメール貯まりっぱなしなら削除して再起動

受信したメールをため込んでいる場所に不具合があると、止まることがあるので。
業務に差し支えないなら、できればなのですが、Windowsパソコンであれば、完全シャットダウン再起動をしてください。
普通のシャットダウンじゃなくて、完全シャットダウン。

参考：Windows完全シャットダウンとは
Sony　VAIO　公式
[Windows 11] PCをシャットダウンする（電源を切る）方法

サンダーバードの更新来てないか確認

次はこれをやってみる。
基本thunderbirdは不具合あると修正更新も早めに来るので。

moziila公式
Thunderbird の更新

セキュリティソフトの「迷惑メール検査」ツールをオフにすると改善することがある

次はこれです。
お使いのパソコンに入っているセキュリティソフトには「不審なメールが来ないように検査、脅威除外」などの機能が付いていることが多いです。
これがthunderbird側の応答停止に絡んでいる可能性もあります。
私の経験としては…
私はWindows10、Windows11にてESETセキュリティ使ってるのですが、thunderbirdを長時間起動しっぱなしにすると応答停止することがあり、ESET側の設定を少し緩和したところ改善しました。
その時に参考にしたのは以下の操作です。

公式
ESET Internet Security　迷惑メール対策機能

メールソフト自体が怪しくない時は、ノートン・ウィルスバスター・マカフィー・アバスト・・・・等々の「セキュリティソフト側の競合」が考えられます。

＊もともとthunderbirdには「迷惑メール判定機能」が付いているので、どっちでメール脅威検査するかは個人の判断になります。

 

 

 

いつも送るメール本文に定型文があります。テンプレート作って保存しておく方法はある？

署名とは別に、本文テンプレートを設定することができます

いつも通りメール「新規作成」を押した後、「保存」の隣にある下向きの「＜」を押すと「テンプレート」にチェックが入れられます。

この状態で保存すると、定型文を「テンプレート」として別フォルダに保存しておくことができて便利です。

 

 

 

thunderbirdのメールデーターバックアップ方法は？

初心者編：一番簡単なのは、メールのドラック・ドロップです

thunderbirdのメールは送信・受信ともにメールソフト本体以外のフォルダにドラックドロップ可能です！
ドラッグアンドドロップしても、thunderbird本体から原本のメールは消えません。複製が別のフォルダに保存されます。
なので、ファイルエクスプローラーに「2024年○○様」とかフォルダ作ってこまめにドラッグしていけばメール本体が壊れた！動かない！
という時でも過去のメールは救出できます。便利ですね。
ただし、この方法だとメールなどはできますが、アドレス帳のバックアップはできません。

thunderbirdのメールソフトとバックアップフォルダの窓を並べてドラッグドロップ！
これが一番簡単なメールのバックアップ方法です。

初心者編の操作のコツ　参考URL情報

Windows 10で複数のウィンドウを並べる方法　パソコン工房

[Windows 11] 2つ以上のアプリを並べて表示する方法を教えてください。　富士通　fmvサポート

連載ネットの知恵袋　パソコンの操作Q. ドラッグ＆ドロップってどんな操作ですか？　チエネッタ　ntt西日本

 

 

中級者編：エクスポート機能を持ってるので、ZIPファイルを作ってくれます

thunderbirdもoutlookのようにエクスポートを使えますが、データサイズが2GBまでならこれでOK！とthunderbird公式のモジラがサポートに書いています。
これだと、アドレス帳もバックアップしてくれます。
戻し作業の時は「インポート」を使います。

Thunderbird のプロファイルをエクスポートする
https://support.mozilla.org/ja/kb/thunderbird-export
Mozilla　サポートより

今回私自身のメールバックアップ試しにやった際は、データーは130MBくらいでしたが、お使いのメールのやり取りが添付ファイルなどが多い場合、2GBとか平気で行くので、この方法は使えないかもしれないです。
大きい容量のバックアップ場所を用意してあげて、上級編バックアップ↓を参考にしてもらうといいかと思います。

 

 

 

上級編：プロファイル、という集合体のコピー・ペーストでもバックアップは可能です

thunderbirdは「フォルダの塊」自体が簡単にコピーとペーストできるので、backupとる方法も容易です。

サイズの大きなプロファイルのバックアップを作成する
Mozilla　サポートより

ただし、条件があります。これは私個人の体感です。
１）「コピーとペーストは簡単にできます」が、「切り取って別のフォルダに移動」だけは絶対しないでください。
２）thunderbirdのメールソフト自体を起動したまま、backup作業をしないでください。

上記ふたつのどちらかをやっただけでも「メールデーター」「メールの関連付け」が壊れるリスク上がるのでやらない方がいいです。そして、これが壊れると直すのがめんどくさいです。お願いですからやらないでください。「切り取り」とか使わないでください。。。私失敗したことあるので・・・・

 

 

 

ヘルプ（H）からトラブルシューティング情報を開いて、プロファイルの場所を探せます

thunderbirdのトラブルシューティング情報を開くと、様々な情報が表で出てきますが、バックアップで見る場所は「プロファイルフォルダー」の「ファイルを開くボタン」だけです。

「ファイルを開く」ボタンを押したら、メールソフトthunderbird本体は「×」で閉じてください。トラブルシューティング情報のタブも「×」で閉じて大丈夫です。

開いたフォルダの中身を全部コピーして、バックアップ場所に「プロファイル用バックアップフォルダ」を作ってペーストしておきます。

 

 

バックアップしたデーターの戻し方も、コピー・ペーストになります

thunderbirdを入れなおした後、アカウント初期設定はしないで設定完了をする。
↓
トラブルシューティング情報を開く
↓
「プロファイルフォルダー」の「ファイルを開くボタン」を開く
↓
thunderbird本体閉じる
↓
開いた場所に「バックアップしたもの全部」をコピー・「ファイルを開くボタン」で開いた場所にペーストして上書きする。

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こんな感じでできます。
2GB以上のデーターのコピー・ペーストって結構時間かかりますので、大事なメールのやり取りしてない時間帯にやった方が良いと思いますよ。