PLAYSIMが販売終了、縮小の動きを見せていたのが2016年冬頃で、その当時私は「このまま継続してても尻すぼみになるサービスを使い続けるのはリスクが広がるだけでは・・・」と考え、OCNモバイルONEに2017年春に再び乗り換えました。それからほぼ半年。
オリコンCS(顧客満足度)ランキング より引用
158万人が評価した、オリコン日本顧客満足度ランキング
MVNO SIMのランキング・比較
oricon MEでは、2006年からさまざまな産業で顧客満足度調査を実施しています。 当業種においては、39社を対象に調査を行い、過去5年以内に実際にMVNO SIMを利用した9,114名の方からの回答を得ました。
https://life.oricon.co.jp/rank-mvno/
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2016年から2017年にかけて、サービスの終わるMVNOが出てきました。
so-net一部新規受付終了・PLAYSIM新規受付終了
→既存ユーザーはそのまま利用できるが、nuroMobileを売り出し中
関連記事 iTmedia より
「So-net モバイル LTE」、9月30日で新規受付を終了
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1609/23/news060.html
ぷららモバイル終了
→完全終了のため既存ユーザーは乗り換えを迫られる。乗り換え推奨先:OCNモバイルONE
関連記事 ぷらら公式より
【重要】「ぷららモバイルLTE」サービス終了のお知らせ
【重要】「ぷららモバイルLTE」サービス終了のお知らせ | 2017年のお知らせ一覧 | ぷららぷららからのお知らせを掲載しています。フレッツ光、プロバイダならぷらら
frettelモバイル、楽天モバイルに統合。店頭新規申し込み終了
→既存ユーザーはそのまま利用可能。新規申し込みも一応可能だが、楽天モバイルでの通信となる。フリーテル端末のみ今後販売予定。
関連記事 日経BPより
破たん寸前だった「FREETEL」、楽天には“良い買い物”
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/092701138/
さらに追記として。
2017年12月14日に楽天株式会社は「携帯キャリア事業への新規参入表明に関するお知らせ」を発表。
回線を借りて展開する「MVNO業者」ではなくて、自前で基地局を持って携帯キャリア事業者となることに名乗りを上げました。
携帯キャリア事業への新規参入表明に関するお知らせ
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2017/1214_02.html
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他、老舗の日本通信(b-モバイル)が支援事業のみでの展開に切り替えるなど、格安SIM会社がSIM利用者にサービスを提供し続けることができなくなっている、という事が出てきています。
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MVNOも通信だ。「インフラ」だ。
格安SIMは「安くしたい」という人をたくさん集めて、維持をしていかなければならないので企業側も大変なのだとは思うのですが、日本人は、もう外出先でスマホやタブレット、モバイル通信でインターネットを利用するというのが当たり前になってるんですよね。
私は「通信インフラ」は電気・ガス・水道と同じくらい、大切なものだと思っています。
「通信」は、なくては立ち行かないくらい、生活に根付いてます。
私は電気・ガス・水道設備について「安定供給」を望んでいます。
通信についても同じです。
私が暮らす上で安定していれば、特に変える必要はないと思っています。
ただ、通信料金って本当に高く感じるんですよね。
会社もたくさんあるから、ついつい、料金の安いほうへ、安いほうへと乗り換えるのも他のインフラと比べて簡単ですから、継続利用してくれる客をできるだけ多めに抱えないといけないし、抱えた客の分、対処すべきトラブル・向き合う意見が多めなんだろうなぁと、思います。
今年のこういった「SIM新規申し込み終了」の動きは、
トラブル対応力が低かったり、ブランド力の維持ができなかったりと、「見通しの甘かったMVNO会社の脱落」がはじまったのかなぁ、と。
そんなことを思いました。
それにしても2019年にはキャリアがdocomo・au・SoftBank・楽天になるらしいわけで。
電電公社一社(国営)からだいぶ世の中は変わりましたねー。
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あわせて読みたい記事
日経トレンディネット より
格安SIM絶好調の影で、急増するMVNOのトラブル
撤退する事業者も今後急増か
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/1018922/051500081/(現在リンク切れ)